皆さんこんばんは。
明です。
さて、今日も続きをお話して行きましょう。
4.インターネットの出現で購買行動が激変した
この世の中にインターネットが登場してはや23年が経とうとしています。
当初は、ハードウェアが未熟だったり、インターネット事態が世の中に周知されて
いなかったために、インターネット事態を知らない人ばかりだったのですが、
楽しさや便利さが知れ渡るに連れ急速に普及し、今や日本だけでもほぼ全員が
日々使っているようです。
仕事も勉強もインターネットが使える事が大前提として動いているのが現状ですよね。
そこで、「AIDMA(アイドマ)の法則」って聞いたことがあるでしょうか?
この法則が相当変化しているというのです。
1)Attention・・・注意
2)Interest・・・・関心
3)Desire・・・・・・欲求
4)Memory・・・・記憶
5)Action・・・・・・行動
何処かでお聞きになったことがおありかと思いますが、消費者の購買行動は、
一般的にはこの「AIDMAの法則」にそっていると言われてきました。
今までですと、物を買おうと思った時には、
1)Attention・・・・テレビや広告で商品を知り
2)Interest・・・・・同じくそれらの媒体で興味を持ち、
3)Desire・・・・・・・調べて見たら、良さそうなので使ってみようか?と欲求がでます。
4)Memory・・・・欲求が強ければ強いほど記憶に残りますよね。
5)Action・・・・・・そして「良し、買ってみよう」という行動に移る訳ですよね。
こんな感じで皆さんも商品を購入するまでの流れだったと思います。
しかし、インターネットの普及によって消費者が物を購入するまでの行動に変化が
出てきています。
よってマーケティング戦略を練る上でこの変化をしっかりと把握する必要があるのです。
何かの商品をインターネットやテレビ、雑誌、広告で知った時には、即座にインターネット
でその商品の細かなスペックから使い心地のレビューまで知ることが出来ます。
購入する前から以前では考えられないほどの知識でその商品を把握し、更に口コミサイト
等を見れば、その商品が購入者にどれだけ評価されているかも分かってしまいます。
そして、その口コミや購入順位にそって商品を購入する傾向にあると思います。
このようにインターネットの普及でお客様の購買行動がかなりかわってきました。
どの様に変わってきたかといいますと
「AISCEAS(アイシーズ)」に変わってきたと言うんです。
1)Attention(認知)
2)Interest(興味・関心)
3)Search(検索)
4)Compare(比較)
5)Examination(調査・検討)
6)Action(購入)
7)Share(ネットで情報共有)
この7項目の総称がアイシーズというわけですね。
こちらも具体的に流れを追って見ましょう。
1)Attention・・・店頭、インターネット、テレビ等で商品を知ります。
2)Interst・・・・・知人や友人などの紹介で商品に関心を持ちます。
3)Search・・・・・web上の検索サイト(google等)で情報を検索する。
4)Compare・・・同様にweb上でその商品のHPや類似商品の情報を得て比較
をします。
または、量販店の店頭で係員から説明だけを受ける事をする方も
おられると思います。(量販店もたまったものではないですね)
5)Examination・・・web上の比較サイトや口コミサイトなどで実際に使用した方の
の評価を情報にして検討をします。
6)Action・・・・・良い評価であったり、購入順位が上位だった事を基にし、更により
安い処から購入をします。
7)Share・・・・・・今度はご自分が購入して使った時の評価を、ご自分のブログや
比較サイト、口コミサイトに投稿するわけです。
このように「AIDMA」から「AISCEAS」の7段階のなりますので、いい加減な商品を
提供しようものなら、即座に悪い評価が蔓延してしまい販売が長続きしないばかりか、
その企業事態の評価も下がってしまいますので、ひいては会社の存続すら危うくなる
危険を含む事になりますから、商品開発も含めてしっかりとした消費者のニーズに沿った
商品の提供が重要になってくる訳です。
ですからインターネットビジネスも本物だけが生き残れる時代になって来たと思いますの
で、本当に価値のある物、お客様の為になるものや喜んでもらえる物や情報を本気で
提供する様なマーケティングを仕掛けて行かなければならないと思います。
本日も最後まで。お付き合い頂きありがとうございました。